米半導体大手エヌビディアの株式を長期保有している資産運用会社エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・アセット・マネジメントは最近、その持ち分を大きく減らした。人工知能(AI)を巡る熱狂で株価バリュエーションが過度に高まったというのが理由。
グローバル最高投資責任者(CIO)を務めるベンジャミン・メルマン氏によると、同社は少なくとも2020年末からエヌビディア株をオーバーウエートとしてきたが、現在の保有分は「かなり縮小」している。エヌビディアの時価総額が1兆ドル(約140兆円)に到達した最近の株価上昇局面で一部利益を確定したという。
メルマン氏は「AI銘柄を増やすかどうか。バリュエーションが高過ぎるため、ますます確信が持てなくなっている」とインタビューで発言。「株価上昇が続けば、さらに慎重になるだろう」と述べた。同社の運用資産額は790億フラン(約12兆円)。
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エヌビディア株の保有「かなり縮小」、長期投資家がAI巡る過熱懸念
米半導体大手エヌビディアの株式を長期保有している資産運用会社エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・アセット・マネジメントは最近、その持ち分を大きく減らした。人工知能(AI)を巡る熱狂で株価バリュエーションが過度に高まったというのが理由。
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