GSのコスティン氏らは「リセッションは不可避ではない」「米株市場内でのローテーションが示唆しているのは、最近のデータが示す経済の強さに比べ、投資家が景気腰折れの確率をより強く織り込みつつあることだ」
米経済が今後2年内にリセッション入りする確率は、ゴールドマンでは35%とみていると続けた。
JPMのコラノビッチは「今年のリセッション入りはない。経済再開を背景に夏には消費者活動が幾分か増加し、中国は金融および財政による景気支援を強化するだろう」
ブラックロックのケイト・ムーア氏や、モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏もコラノビッチ氏と同じ考え
CSのグローバルCIO、マイケル・ストロバークも「相場の下落を見て売りを急ぐのは賢明ではない」「実質利回りが天井を付ければ、急速に回復する可能性がある」とし、特に株式市場には回復の余地があると指摘
米国株は高いリセッション確率を織り込む、ゴールドマンが指摘
米経済と株式市場の見通しは悲観的になり過ぎた可能性があると、ウォール街屈指のストラテジスト複数から指摘が挙がっている。
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