債券ETFの「買い手がストライキ」、利回り急上昇で軒並み資金流出
債券売りが広範囲にわたる中、投資家は確定利付債で運用する上場投資信託(ETF)を処分している。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のデータによると、ハイイールド債ETFで2大ファンドは10日の資金流出が計7億3300万ドル(約845億円)となり、週間ベースでは昨年2月以来最大の資金引き揚げに見舞われた。これとは別に「iシェアーズ米国債20年超ETF」(ティッカー、TLT)は、先週記録した2020年3月以来最大の14億ドルに続き、4300万ドルの流出。「iシェアーズ・iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF」(同LQD)からは、9億2000万ドルが引き揚げられた。
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