年末の株価予測はまちまちーBloomberg

一般

コラノビッチ氏らJPモルガンのストラテジストは1日のリポートで、「活動見通しは引き続き厳しいが、株式のリスクリワードは下期が進むにつれてより魅力的に見えていると思われる」とし、「悪いデータがましなデータと解釈される局面が増え、米連邦準備制度のタカ派スタンスと利回り、インフレがピークに達したとの認識も広がっている」と分析した。

同氏は景気減速に関する悪いニュースの多くは織り込み済みで、年末の株価は今より「かなり高くなる」とみている。ただ、ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ(BofA)は逆の見方だ。

「確立されたマルチストラテジー運用会社は強力なブランドを持ち、最高の人材を採用できるとともに多くのデータを購入しインフラストラクチャーに投資する力もある」と、バークレイズの戦略コンサルティング米責任者、ロアーク・スターラー氏が解説。「コストを投資家に転嫁するため運用会社にとっても利益だが、高い料金を払ってもなおリターンが大きいので投資家にとっても問題はない」と指摘した。

投資家の弱気ピーク過ぎた、株価は上昇へ-コラノビッチ氏
米銀JPモルガン・チェースのマルコ・コラノビッチ氏は7-12月(下期)の米国株の上昇を見込む、ウォール街で数少ない強気派の1人だ。
投資家の弱気ピーク過ぎた、株価は上昇へ-コラノビッチ氏
米銀JPモルガン・チェースのマルコ・コラノビッチ氏は7-12月(下期)の米国株の上昇を見込む、ウォール街で数少ない強気派の1人だ。

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